非接触ICカードのビジネスモデル
非接触IC機能のビジネスモデル
野村総合研究所コンサルタント伊部氏が執筆した「非接触IC活用サービスの変革シナリオ」から
ICカードビジネスモデルの共通インフラ化について考察したい。
伊部氏のレポート内容を要約すると、まず乗車券と決済以外での用途不足と、成長の岐路に立つ非接触ICサービスとしてその問題点を下記のように提示している。
①国際的に普及している規格との乖離(規模の経済の非流動性)
②高度・多機能な端末(端末コスト高)
③各事業者による独自のインフラ整備(垂直統合型モデルの弊害)
④消費者にとってのインセンティブ不足
これらを解決する方策として、クレジット業界を例に取り上げ、現在の垂直統合型の頂点にいるクレジット会社に必要な顧客基盤とサービスのコア領域以外である端末や加盟店、スイッチングネットワークは共通化できるのではないか?と提言している。
ただし一方では、既に多大な投資を進めてきたクレジット会社にとって中々インフラ共通化実現は難しいのではないか?とも補足している。
またその共通インフラ化を推進する立場として通信キャリアや流通業者への期待感も表明している。
http://www.nri.co.jp/opinion/k_insight/2009/pdf/ki20090505.pdf
IC機能の共通インフラの具現化を考えた場合、やはり近いのは携帯電話のコアネットワークの仕組み(当然端末も)を使うことが妥当ではないだろうか。
インフラ自体は今後LTE-MVNOが進展してくれば、ユーザー端末から見てマルチキャリアとして対応できればユーザーの利便性は損なわないと思われる。
一方、クレジットの場合は与信と債権管理のノウハウが重要なため、その部分を携帯各社が共同で設立(MVNOでも構わないが)することも可能である。
2009.08.24 by admin
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ビジネスモデル研究会
プロフィール
㈱ユナイテッドコミュニケーションサービス
代表取締役社長 田中 豪
仕事とは何でしょうか?個人的な回答だと、それは課題解決です。
ただし、それに係る人間の思いは千差万別であり、複雑怪奇でも
あります。
このブログでは僕の素人からの視点で、皆様との議論の材料になる
ような様々な視点のビジネスモデルに関する考察を提示したいと
考えています。
座右の銘
【道可道、非常道】
道の道とすべきは常の道に非ず。名の名とすべくは常の名に非ず。
名無きは天地の始め、名有るは万有の母。
故に常無を以ってその妙を見んと欲し、常有を以ってその徼を観んと欲す。
此の両者は、同じきに出でて而も名を異にす。
同じきこれを玄と謂い、玄のまた玄は衆妙の門なり。
(老子道徳経 上篇)
趣味:
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長崎県長崎市東古川町出身
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